「蛍草」を読みました。
葉室麟さんの三冊目。面白くて一気読み。読後の爽快感たっぷり。
主人公の奈々と、奉公先の奥方の佐知、二人の女性の物語だった。
山本周五郎の小説に登場する凛とした女性と同じ雰囲気を感じた。
悪人の轟平九郎の罠に嵌って刀を抜かされてしまう奈々の父上。
(あれ!?何かが似ている)
真実が明らかとなり仇討も成し遂げるが相手を許し止めは刺さず。
(何かしら日本的・・・)
テレビ放映が始まったのでドラマも見て楽しみます。
葉室麟さん一昨年、若くして亡くなられたのですね。
もっと時代小説を書いて欲しかった。
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