開戦の詔勅と終戦の詔勅を読んでみた
テレビ等で「終戦の詔勅(玉音放送)」と言えば、
「忍び難きを忍び、耐え難きを耐え」の部分しか流さないのです。
(意図的にこの部分しか流さないのではないかとも思われる)
インターネットは大層便利なもので、
ちょっと検索してみたら、開戦の詔勅も終戦の詔勅も、
原文・音声・現代語訳まで見ることができました。
小学生の頃から太平洋戦争の戦記などを読むのが好きではあったが、
開戦、終戦の詔勅を全文読んだのは今回が初めてなのでした。
二つの詔勅を読めばはっきりと判る!
・東亜の大部分は既に西欧列強の植民地だったが、
更に征服され尽くす危機的状況であった。
・日本は戦争せざるを得なくなる状況に意図的に追い込まれた。
・日本は敗戦が判って戦争を終わらせたかったのに、
対戦国は戦争を終わらせるつもりが無く、否応なく戦争を継続されてしまった。
・残虐な核攻撃や都市への無差別爆撃による非人道的な大量殺戮を受けてしまい、
戦争継続による人類文明の破壊を防ぐために日本は自ら戦争を終わらせた。
・日本に他国領土への侵略の意図は無く、東亜の植民地解放の戦いであった。
玉音放送を伝える会より~
大東亜戦争 開戦の詔勅(米英両国ニ対スル宣戦ノ詔書)
大東亜戦争 終戦の詔勅(玉音放送の内容)
我が国の歴史に誇りを持ち、戦火に斃れた先人に感謝してこそ、
積極的に平和を求め訴えていくことが出来るはず。
「日本は東アジアを侵略した悪い国だから謝れ。日本人は悪いのだ」
その反省から「平和が大切なんだ」とはならんように思うのであった。
終戦の詔勅の最後の方の
「忠良なる爾臣民の赤誠に信倚し、常に爾臣民と共に在り」は、泣ける。
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